19番札所 光照院(こうしょういん)【半田市】
西山浄土宗 前明山 光照院
- 御本尊/阿弥陀如来
- 開基/不詳
- 開山/空念専慶和尚
◎半田市東本町二丁目16番地
阿弥陀如来の慈悲心を寺名に
この辺りは半田市でも醸造業が盛んな地域。光照院は黒板囲いの蔵が立ち並ぶ“蔵のまち”にあります。創建は慶長10年(1605)空念専慶和尚によるもので、「阿弥陀如来の光明は、あまねく十方世界を照らし、念仏の衆生を摂取して捨てたまわず」より名付けられました。市指定文化財の「聖観世音菩薩」は、毎年8月10日の観音様の縁日にのみ開帳される秘仏。聖徳太子作とも漁師の網にかかったとも伝わっています。本堂の正面にある「仏足跡石」は、前住職がインドへ出向き、ブッダガヤ大塔のお釈迦様の足跡を写し帰って造られたもの。境内には願掛け千体地蔵尊、くるま地蔵尊も。オシベが3本に分かれた珍しい「肥後椿」は弘法堂脇で咲き誇ります。
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