60番札所 安楽寺(あんらくじ)【常滑市】
曹洞宗 大光山 安楽寺
◎常滑市苅屋字深田20番地
見晴しのいい高台の寺
正面には敵に追われる源義朝主従が一時身を隠したという洞窟が残る苅屋城跡。夏でも風通しよく心地いい高台のお寺です。天正14年(1586)長安久公和尚が開基。ご本尊は天文6年(1573)織田・今川の戦いのとき、兵火を恐れて61番札所・高讃寺から移された「阿弥陀如来」です。弘化2年(1845)11世・徳芳和尚によって本堂が再建され、法地2世・潜龍大和尚は禹功龍門大和尚を法地開山とするとともに大師堂を建立しました。弘法大師の命日・旧暦3月21日前後は町内のおばあちゃんたちがお茶とお菓子でお遍路さんを接待。
→2.5km 61番札所 高讃寺へ