たびのおとも

愛知県知多半島を一周する約194kmの巡礼「知多四国八十八ヵ所めぐり」ガイド

7番札所 極楽寺(ごくらくじ)【東浦町】

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曹洞宗 彼岸山 極楽寺

  • 御本尊/阿弥陀如来
  • 開基/外山代助
  • 開山/即法玄中大和尚

知多郡東浦町大字森岡字岡田51番地

 

成就うかがいの抱き地蔵

 

尾張三河の境に位置し、戦国時代には武士の宿坊となっていたお寺。開創は永享2年(1430)、即法玄中大和尚によって明治7年(1874)に法地寺院として再興されました。境内の別堂・薬師堂には、薬師如来・抱き地蔵・秋葉権現弘法大師を合祀。堂の前に鎮座する抱き地蔵は、お礼参りの前掛けや帽子に埋まっていて、信仰が厚さがうかがえます。お地蔵様を両手で抱き、スッと軽く上げられたら願い事が成就するのだとか。境内横には、東浦町の天然記念物県に指定されているクスノキ。付近に住む白ヘビに守られ、枯れることなく成長し続ける精のよい木「精の木」と呼ばれています。

 

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薬師堂の前立には弘法大師の幼少の姿を現した「稚児大師像」

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境内東側で存在感を示す樹齢500年以上のクスノキ

 

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