79番札所 妙楽寺(みょうらくじ)【知多市】
真言宗豊山派 白泉山 妙楽寺
- 御本尊/大日如来
- 開基/不詳
- 開山/賢秀上人
◎知多市新知字下森29番地
開運厄除の金弘法
明徳元年(1390)後花園天皇の勅願所として開創され、当時は広大な寺領に七堂伽藍を完備していました。天正6年(1578)に兵火で堂宇が焼失。豊臣秀吉の治世では寺領も没収され末寺は転散しましたが、寛永12(1635)に焼失をまぬがれた大日如来・薬師如来・地蔵菩薩などをこの地に移して再興されました。霊場を開創した亮山阿闍梨の住職寺でもあります。ここに安置される弘法大師像は開運・厄除けに霊験あらたか。別名「金弘法霊場」としても知られ、弘法堂前の柱には大師の姿が描かれた金ピカの案内札が目立っています。境内の「いぼ地蔵」はイボやおでき、ガン封じにまでご利益が。お地蔵様の前に置かれている石で患部をなで、とりあえずその日は石を持ち帰ります。後日、治ったら石を2つにしてお返しを。
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