番外 時志観音 影現寺(ようげんじ)【美浜町】
曹洞宗 慈雲山 影現寺
- 御本尊/釈迦牟尼仏
- 開基/山沢恩房大和尚
- 開山/実山了証大和尚
日本一大きい一枚岩の観音像
海が見下ろせる境内には、お弁当を広げるお遍路さんの姿も。お寺は永正元年(1504)開創。永正12年(1515)「海西山 普門寺」と改称されましたが、宝暦3年(1753)再び「慈雲山 影現寺」に。観音堂に安置されている「十一面観世音菩薩」は、佐久島の漁夫の網にかかって海中から引き揚げられたと伝わっています。尾張一円を巡遊中の徳川義直がここで休息したとき安産を祈願。その後、無事に男子が誕生したことから安産・虫封じの観音様として信仰され続けています。そびえる「大観音石像」は知多半島の一名所。6m・25tの巨大な像は一枚岩の御影石でできており、運び込むのに車道まで造られたとか。
→1.4km 26番札所 弥勒寺