11番札所 安徳寺(あんとくじ)【東浦町】
曹洞宗 光明山 安徳寺
- 御本尊/釈迦牟尼仏
- 開基/乾室久元和尚
- 開山/保山孚敢大和尚
像と患部を交互に触れてご利益
天文19年(1550)に開創。当時は衣浦湾に臨む低地にあったため水害や津波に遭い、享保年間には大火で堂宇を焼失しました。その後、享保8年(1723)保山孚敢大和尚が再建。本堂に安置されている木彫薬師如来像は、高さ91cm、恵心僧都作で東浦町の指定文化財です。弘法堂前には、眉毛が長くて白頭の像「びんずる様」。痛いところやケガがあるならこの像を撫で、次にその手で自分の患部に触れておくと治癒に導かれるといいます。普段の生活のなかでは信じられそうにない話でも、ここにいると本当のことに思えてくるから不思議。少しでもいい方向に…と手を合わせることからご利益が生まれるのかもしれません。
→3.5km 番外 東光寺へ
※12番の前に番外 東光寺と54番へ行くのがおすすめです。