12番札所 福住寺(ふくじゅうじ)【半田市】
曹洞宗 徳応山 福住寺
◎半田市有脇町六丁目18番地
彩色のお化粧を施した千体地蔵
緒川城と刈谷城の城主・水野信元が現在半田市立有脇小学校のある場所に砦を築いたとき、鎮護として福住村(ふくずみむら・知多郡阿久比町)にあった修験宗喜蔵院を移したのがはじまりです。その後、村の名前にちなんで「福住寺」に。目を奪うのは、10cmくらいの瓦焼の小地蔵が並ぶ千体地蔵堂。近所の人が一人1体ずつお化粧を施したお地蔵様は、ピンクやグリーンの袈裟をかけてとてもかわいらしい姿です。眼病に霊験あらたかとされる「水弘法」もよく知られています。お堂の下から湧き出る水で目を洗ったところ、たちまち見えるようになったという実話があり、現在も参拝者が絶えないのだとか。
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