16番札所 平泉寺(へいせんじ)【阿久比町】
天台宗 鳳凰山 平泉寺
源頼朝も訪れた名古刹
天長7年(830)一滴の水もなく病魔がはびこるこのあたりを慈覚大師が訪れ、加持によって井戸の水を湧き出させたと伝わっています。同時にお寺を建立。病魔退散の祈願を行いました。それから1190余年、歴史のなかでは源頼朝が父・義明の墓参の帰途に立ち寄ったこともある名古刹です。寺宝には国指定重要文化財の「尾張不動尊」、県指定文化財の「毘沙門天」、県下最古の在銘仏像「阿弥陀如来」が。境内でひときわ目をひく赤いお堂には、腰の神様とされる「オカラス大明神」が祀られています。
→3.2km 番外 海蔵寺へ
※17番のあと16番、番外 海蔵寺、18番と進むのがおすすめです。