海を渡る大師の姿がよみがえる「上陸大師」
弘仁5年(814)大師が41歳のとき、三河から舟路で知多半島の東岸を南下。南知多町大井の聖崎へ上陸したといわれています。
その昔、聖崎には僧形の岩が立ち、それが上陸した大師の姿と礼拝されてきましたが、波に洗われ、削られて、ついに海中へ。大師の霊跡を忘れないためにもと、昭和59年(1984)同じ場所に約4mの「上陸大師」が建立されました。時あたかも大師の1150年遠忌にあたる年でした。
※30番から34番までの大井一山を参拝したあと国道247号線を師崎方面へ。看板あり。