37番札所 大光院(だいこういん)【南知多町 日間賀島】
真言宗豊山派 魚養山 大光院
漁民を守護する離島の寺
高速船で日間賀島へ。周囲4kmの小島に住む人たちは、そのほとんどが漁業中心の生活であり、別堂には海上交通の守護仏「金比羅大権現」が祀られています。神亀2年(725)、行基菩薩によって開創。30番札所・医王寺が建暦2年(1212)に全焼したのち、再興された医王寺7坊の1院として再建されました。その後、元禄4年(1691)に再興。行き来が不便な離島という立地から無住の期間も長くありましたが、昭和50年(1975)お堂と庫裡が落慶しました。島内では30以上の古墳が発見され、境内にはお寺の名前をとって付けた「大光古墳」もあります。
→篠島 船着場 →1km 38番札所 正法禅寺