32番札所 宝乗院(ほうじょういん)【南知多町】
真言宗豊山派 宝珠山 宝乗院
- 御本尊/十一面観世音菩薩
- 開基/行基菩薩
- 開山/秀傅法印大和尚
船乗りさんの海上安全を守護
“金毘羅さん”と親しげに呼ばれている海上安全の守り神「金毘羅大権現」。知多半島も先端、船乗りの多い地域だけに、このお寺の金毘羅さんも昔から篤く信仰されています。約200年前から始まった縁日は今も旧暦10月10日に行なわれていて、近くの漁港から自分たちで捕った奉納の魚を片手に船乗りが集まります。お堂の手前に祀られている「荒神様」は、歯痛予防と歯痛止めに霊験あらたか。知多四国霊場の開創には、当時の住職・広修覚彗が開山の一人・武田安兵衛を3年にわたって宿泊させるなどの協力をしたと伝わっています。
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