1番札所 曹源寺(そうげんじ)【豊明市】
曹洞宗 清涼山 曹源寺
- 御本尊/釈迦如来
- 開基/不詳
- 開山/実田以耘大和尚
◎豊明市栄町内山45番地
しもの世話をかける苦悩を除く
威風堂々とした山門に向かう白装束のお遍路さん。巡礼の第一歩にふさわしい歴史と風格のあるこのお寺は、鎌倉時代の開創。当時は天台宗でしたが、永正2年(1505)豊川市にある西明寺の3世・実田以耘大和尚によって曹洞宗へ改宗、再興されました。その後、桶狭間の戦いによる死者を弔い、歴代の住職によって供養が続けられています。また、曹源寺といえば「烏蒭沙摩(うすさま)明王」。寝たきりでしもの世話をかける苦悩を除く“しもの守り神”が祀られています。毎年11月29日の大祭は、祈祷済の大根を炊き上げてふるまうことから「豊明の大根炊き」と呼ばれ、県内外よりお札を授かりに訪れる人々で賑わいます。
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